【S&P500は4日続伸】好調な決算シーズンが続くも、ADP雇用統計はイマイチ(でも心配してません)【メタ(FB)は時間外で約20%下落】

投資まとめ

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【2月2日 米国株式市場】

ダウ    35,629 +0.63%   
S&P500     4,589 +0.94% 
ナスダック 14,417 +0.50% 

米国株式市場は4日続伸。

一時は‐10%の調整手前までいったVOOですが、

年初来リターンを‐3.71%のところまで戻しています。

ラッセル2000は₋1.03%と小型株は下落。

VXUS(全世界株式除く米)は0.51%と上昇しました。

米10年債利回りは1.770%。‐0.03とやや低下しました。

VIX指数は21.29.‐0.67と低下しています。

【為替・コモディティー】

ドル円 114.41 -0.26% 
NY原油 88.30 +0.11%
NY金  1,808 +0.46%    

原油は小幅に上昇。金も上昇しました。

OPECプラスは、3月も小幅な生産引き上げを維持することで合意。

インフレ等の不確実性はあるものの、従来の協調減産の縮小ペースを続ける見込み。

ビットコインは37,171ドル。‐4.07%と低下しました。

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【S&P500マップ】

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アルファベットやAMDなど前日良い決算を発表した企業の株価が上昇。
金利上昇の懸念から悲観的な見方が強まっていたグロース株ですが、良い決算が株価を引き上げています。

【セクター】

通信    +3.09%
不動産   +1.66%
公益    +1.44%
ヘルスケア +1.25%
生活必需品 +1.18%
情報技術  +0.81%
資本財   +0.67%
金融    +0.66%
エネルギー +0.37%
素材    +0.23%
一般消費財 ‐0.53%

11セクター中一般消費財を除く10セクターが上昇。

小売りなど一部の銘柄を除き、幅広い銘柄が上昇しました。

特に影響力の大きいアルファベットに牽引された通信セクターが上昇しました。

【スタイルボックス】

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小型株、特に小型グロース株が下落。

メタ(FB)やテスラの影響か、6時20分時点のスタイルボックスでは、大型グロースもマイナスとなています。

【個別株】

ペイパル(PYPL) ‐24.59%

決算発表後、株価が下落。予想を下回るガイダンスや、売上の伸び鈍化が嫌気を誘いました。

【メタ(FB)】

イマイチな、決算を発表。

売上高 対前年同期19.9%増の337億ドル。予想334億ドルを0.9%上回る。
純利益 対前年同期8.3%減の103億ドル。 予想の109億ドルを5.9%下回る。
EPS  3.67ドル。前年同期から0.21ドル減少。予想を0.18ドル下回る。

決算発表後、株価は時間外で10%以上下落しています。

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【ADP雇用統計】

結果 ‐30.1万人 予想 ₊18.0万人 12月 77.6万人

予想外のマイナスとなり、パンデミックが発生した20年4月来で最低となりました。

オミクロン株の影響で、労働市場の回復が一歩後退しましたが、低い水準にあります。

ADPのチーフエコノミスト、ネラ・リチャードソン氏の声明や、昨日米セントルイス地区連銀のブラード総裁が述べていたように、

労働市場の動きは「一時的なものである可能性が高い」という意見も多く、あまり振り回されない方が良いと思います。

金曜日には雇用統計がありますが、そちらもオミクロン株の影響が懸念されています。

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【決算シーズンについて】

引き続き米国企業の決算シーズンが続いています。

投資家は、コスト上昇が各業界に与えたダメージや、企業が今後どのようにインフレに対処するかを見極めるため、最新の決算に注目しています。

これまでに、S&P500企業の36%以上が決算を発表し、約78%が予想を上回る利益を計上しており、まずまず良い決算が続いています。
個人的には、基本的に、素直に、良い決算の企業の株価が上昇し、悪い決算の企業の株価が売られるという状況に満足しています。

(良い決算でも下落したり、悪い決算でも上昇するというような状況よりは健全です)

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【業績相場に向けて】

FRBの動向への懸念による「健全な調整」が一旦終わり、投資家は再び企業のファンダメンタルズに目を向け始めているように思います。

ただ、異例の緩和政策が見直されるのだから、米株価や市場が落ち着くまでにはもう少し時間がかかる可能性もあるでしょう。

米国の経済指標は不安定ながらも、力強く、オミクロン株もいずれ収束に向かうと思われます。

今後ぬるま湯だった相場が終わり、「金利上昇」vs「業績・経済」という環境が続くと思われます。

が、個人的には、楽観はしていないものの、そこまで悲観的にもなっていません。

【まとめと感想】

S&P500は過去5日間で+4.77%上昇。

一時調整手前までいったVOOですが、年初来リターンは‐3.71%まで回復しました。

この相場で上手くやった方もいると思いますが、

一方で、安値で株を投げ売り、この4日間の反発を逃すという往復ビンタを食らった方もいらっしゃるかもしれません。

いろいろな投資戦略があると思いますが、

私自身は、投資タイミングや市場を読むスキルがないので、αを狙うのではなく、間違いを避け、今後もミスを減らすことを徹底していきたいと思っています。

ウォーレン・バフェット氏は「 株式市場は、せっかちな人から忍耐強い人へとカネを移す。そんな装置だ」という言葉を残しています。

基本的に株式市場は、基本に忠実に、忍耐強く、長期的な運用をする投資家に報いてきました。

特に私のように長期的にインデックスファンドを用いてパッシブ運用されている方は、

一時の市場の雰囲気株価の動きミスターマーケットに惑わされず、

苦しいと感じる時、困難な時こそ、規律や資産配分を維持し投資を続けることが大切だと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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