(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【1月28日 米国株式市場】
ダウ 34,725 +1.65%
S&P500 4,431 +2.43%
ナスダック 13,770 +3.13%
米国株価主要3指数は反発。
特にアップルなどのグロース株やビックテックの反発が各指数を牽引しました。
ラッセル2000も+1.93%と反発。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.48%と上昇しました。
米10年債利回りは1.780%。‐0.028%と低下。
VIX指数は27.66。‐2.83と低下。
【為替・コモディティー】
ドル円 115.21 -0.11%
NY原油 87.27 +0.76%
NY金 1,789 -0.22%
原油は上昇。金は小幅に下げました。
ビットコインは37,912ドル。+.1.95%と反発しました。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【S&P500マップ】
S&P500の約8割の銘柄が上昇しました。
【セクター】
情報技術 +4.33%
不動産 +3.39%
通信 +2.92%
一般消費財 +2.30%
ヘルスケア +2.08%
金融 +1.29%
公益 +1.18%
生活必需品 +1.17%
資本財 +0.68%
素材 +0.57%
エネルギー ‐0.59%
11セクター中、エネルギーを除く10セクターが上昇。
特に今月大きく下げていた、
ハイテク株やグロース株が大きく反発しました。
【スタイルボックス】
全てのサイズ、スタイルが上昇。
特に今月大きく下げていた、グロース株や小型株が大きく反発しました。
ただ、年初来では厳しい状況が続いています。
【個別株】
〇アップル(AAPL)+6.98%
「マネックス証券」では主要ネット証券で唯一米国株の時間外取引ができるので、
アフターマーケットでも米国株の取り引きがしたい方は是非一考してみてください。
〇キャタピラー(CAT)‐5.22%
EPS、売上高とも予想を上回りましたが、生産コストと人件費の上昇による利益圧迫を警告したことで売られました。
〇ビザ(V)+10.60%
良い決算を発表。株価は大きく上昇しました。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【米PCE価格指数】
12月の個人消費支出(PCE)は、前年同月比5.8%上昇。11月の5.7%から加速。
1982年以来の高い伸びとなりました。
前月比では0.4%の上昇。前月は0.6%の上昇でした。
FRBが物価の目安とする変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE指数も前年同月比4.9%上昇と、11月の4.7%上昇から加速。
FRBに利上げの必要性を訴える内容となりました。
また、経済の3分の2以上を占める個人消費支出は前月比0.6%減と、前月の0.4%増からマイナスに転じました(市場予測と一致)
サプライチェーンの問題やインフレ、コロナの影響などで、自動車、電化製品、衣料品などの購入が減少。米国経済や消費が失速していることを示唆しました。
【FRBについて】
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【ボラティリティの多くがFRBの動きへの調整】
「FRBが、市場のボラティリティの多くを左右する最大の要因だ」
「投資家は利上げが経済全般や金融市場に与える影響を注視しており、今後もボラティリティが高まる可能性がある」
今日は反発し、一旦落ち着きを見せた市場ですが、まだまだボラティリティの高い市場が続く可能性があります。油断しない方が良いと私も思います。
【まとめ・感想】
アップルのように、良い決算を発表した企業の株価が素直に上がる点に、私はまだ一定の安心感を抱いています。
今後、数か月~数年は「金利上昇」VS「業績」という構図が続くと思われます。
今回の決算の傾向として、EPSや売上高が予想を上回っても、サプライチェーンや人件費等へ懸念を示すと、株価はネガティブな反応を見せるケースが続いています。
また、ウクライナとロシア問題がエネルギー価格を上昇させるのではないかという懸念に発展。
紛争は、コロナウイルスに対する、各国の集中力をそぐ可能性があり、再び感染者が急増し、経済成長を脅かすのではとの声もあります。
【リスクについて】
一旦、株価が反発し、債券利回りやVIX指数もやや落ち着いたため、安心感を抱いている方もいるかもしれませんが、
本質的な問題や不確実性は、まだ何も解決していません。FRBの利上げも始まってすらいません。
今日1日の株価の動きに安堵したり、動じることなく冷静に投資を続けることが大切です。
株価が下落した時と同じように上昇した時も、感情に流されないことが大切です。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【私の方針】
いろいろな投資戦略があると思うのですが、
私はインデックスファンドを用いて基本に忠実にパッシブ運用する戦略を採用しています。
この戦略で重要なのは、資産配分を維持すること。感情に流されないことです。
昨日、コメントで「安易な楽観視は危険」「逃げ出すことも大事」という意見を頂きました。
「安易な楽観視は危険」という点には賛成します。
また、投資戦略によってはそういう考え方もあると思います。
ただ、私は前々から世界恐慌やリーマンショック以上の下落を想定し、「安易な楽観視」どころか市場には不確実性やリスクがあると十分に理解し、
「常に」注意しながら、「元々」逃げ出さなくてもよいような運用をしています。
S&P500の10%程度の下落はよくあることですが、その10%にも満たない下落に対して、慌てたり、逃げ出そうとも思いません。
このくらいのボラティリティで特に騒ぐ必要もないと思います。
予め、自身のリスク許容度や投資期間、投資環境に合った適切な資産配分で、
適切に分散しながら運用をすることが大切だと思います。
しかしながら、おっしゃるとおり、投資には「楽観主義」ではなく、「悲観主義」でもなく「現実主義」で向き合うことが大切だと思います。
リスクを取りすぎた挙句、ろうばい売りしては元も子もありません。
繰り返しになりますが、いろいろな投資戦略があると思ます。
戦略や手法によっては逃げるのも全然ありでしょう。そこは分けて考えるべきで、それぞれの手法にあった合理的な行動をとるべきだと思います。
ただ、私のように長期的にパッシブ運用をする場合は、自身のとれるリスクの範囲内で、航路を守り、規律ある行動を取り続けることが大切だと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。
米国株ランキング
上の応援ボタン2つをクリック頂けると、
ものすごくありがたいです。毎日記事を書く励みになります。
Amazon「アセットアロケーションの最適化」
楽天 「アセットアロケーションの最適化」
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
S&P500は2.4%・ナスダックは3%反発も「安易な楽観視」は禁物!【インデックス投資家にとって重要なこととは?】