【ダウ5日ぶりに反発】パウエル議長の発言を受け、債券利回りが低下→グロース株が買い戻し【原油も急上昇】

投資まとめ

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【1月11日 米国株式市場】

ダウ    36,252 +0.51%
S&P500     4,713 +0.92%
ナスダック 15,153 +1.41%

米国株式市場は上昇。ダウは5日ぶりに反発しました。

FRBのパウエル議長が公聴会で発言。大きなサプライズもなく市場に安心感が広がりました。

パウエル議長の発言を受け債利回りが低下。

ナスダックや小型株が買われました。

ラッセル2000は+1.05%と小型株も上昇。

VXUS(全世界株式除く米)は+1.43%と大きく上昇しました。

米10年債利回りは1.746%。

一時1.8%台となりましたが、パウエル議長の発言を受け、最終的に₋0.034と低下。

VIX指数も18.41。‐0.99と落ち着きました。

【為替・コモディティー】

ドル円  115.29  +0.15%
NY原油  81.37  +4.01%
NY金     1,822  +1.34%

オミクロン株の感染拡大による、世界的な原油需要の回復は頓挫しない。との見方が広がっていることを背景原油価格が大きく上昇。

昨日は金も1%上昇しました。

ビットコインは42,700ドル。+2.10%と反発してます。

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【S&P500マップ】

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【セクター】

エネルギー +3.42%
情報技術  +1.21%
素材    +1.11%
一般消費財 +1.03%
通信    +1.03%
ヘルスケア +0.76%
資本財   +0.63%
金融    +0.53%
不動産   ‐0.16%
生活必需品 ‐0.87% 
公益    ‐0.91%

11セクター中8セクターが上昇。

特に原油価格の上昇を受け、エネルギーセクターが上昇しました。

エクソンモービルは4.2%上昇しています。

また、債権利回りの低下を受けて、

今まで売れらていたグロース株を中心に幅広い銘柄が買い戻されました。


【スタイルボックス】

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今日は全体的に上昇しましたが、

特にこれまで売られていたグロース株が大きく戻しました。

【個別株】

〇イルミナ(ILMN)+16.98%

第4四半期の暫定売上高を発表。予想を上回ったことで買われました。

〇ラスベガス・サンズ(LVS)+6.64%

アナリストが目標株価を48ドルに引き上げたことやマカオの回復の見通し。

コロナショックから株価が回復しきっていない値ごろ感などで買われました。

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【パウエル議長の発言】

上院の公聴会でFRBのパウエル議長は、米経済はFRBによる大規模な刺激策を「もはや必要としておらず」、年内に計画される金融政策引き締めによって堅調な雇用市場が損なわれることはないという見解を示しました。

足元インフレが焦点で、経済と雇用拡大の維持には物価安定が必要とのこと。

「インフレは目標をはるかに上回っている。経済はFRBが実施した非常に緩和的な政策をもはや必要としておらず、望んでもいない」としつつも、

金融政策の正常化に向けた「道のりは長い」と発言しました。

発言の要旨はこちらから。

https://jp.reuters.com/article/fed-powell-idJPKBN2JL1MV

【米航空会社に回復の兆し】

米アメリカン航空は2021年第4四半期の売上高がコロナ禍前の水準と比較し、約17%減少するという見通しを発表しました。

従来予想の約20%減ほど落ち込まない見通しとなったことで、米株式市場でアメリカン航空の株価は1.2%高で取引を終えています。

まだ、コロナから回復しきっていない、他の航空や旅行関連株に一部投資家の注目が集まっています。

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【まとめ・感想】

今日はパウエル議長の発言を受け、債券利回りが低下。グロース株が上昇するほか、全体的に反発して終えました。

ここで、安心してはいけないのは、セクターやスタイルのローテーションは必ずしも一方通行で進むのではなく、いったりきたり、綱引きを繰り返しながら、数か月から数年という単位で進むということです。

今日の勝利が、今後数か月から数年のアウトパフォーマンスにつながるわけではないので、一日の動きだけで楽観的になりすぎないように注意しましょう。

このところ、FRBの利上げや債券利回り上昇による株価の低下。および米国株式市場の割高感が懸念されています。

確かに、それらは株価に大きな影響を与えますし、高いバリュエーションは将来のリターンを低下させる場合が多いです。

しかし、投資の難しくもあり、おもしろくもあるのは、

FRBが金利を上げている最中でも株価が最高値を更新したり、割高だと思っていた資産がそこからまだ上がったりする場合もざらにあるということです。

どうなるかは現状わかりません。いつかは調整や下落があると思いますがそれまでにどのくらい上昇するかは誰にもわかりません。

いろいろな考え方や戦略があると思いますが

私自身はそういって点からも、利上げや先行き見通しに左右されたり、振り回されることなく、

自身のリスクの許容度に合った資産配分と、良く分散されたポートフォリオを保ちながらいつもどおりの投資を続けていきたいと思います。

いつもありがとうございます。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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