【S&P500・ナスダックは下落】7日まとめと今後の方針について。S&P500投資家はどうすれば?【雇用統計を受け債券利回り上昇】

投資まとめ
■□━━ 急げ、ドメインは早い者勝ち! ━━□■
     ■お名前.com

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【1月8日 米国株式市場】

ダウ    36,231 -0.01%
S&P500     4,677 -0.41%
ナスダック 14,935 -0.96%

主要株価指数はそろって下落。

雇用統計の発表を受け債券利回りが上昇。

グロース株が売られ各指数を押し下げました。

ラッセル2000は₋1.20%と大型株よりも下落。

VXUS(全世界株式除く米)は+0.44%と上昇しています。

VXUSは、先日のFOMC議事録発表後も各米国株指数より下げ幅が小さかったりと、分散効果がよく発揮された1週間となりました。

【米10年債利回り】

米10年債利回りは1.773%。+0.04上昇。

10年債利回りはコロナショック前の2020年1月以来の高い水準を記録しました。

ただ、1.77%という数字は、今後の多くの投資家が予想している「2.5%」という数字や、過去の歴史的な水準からみてもまだまだ低い数字ですから、今日のような動きもある意味で通過点の一つと言えます。

VIX指数は18.76。‐0.85とやや落ち着きました。

【為替・コモディティー】

ドル円     115.59 -0.17%
NY原油   78.98 -0.60%
NY金    1,790 +0.11%

原油先物が下落。ただ、カザフスタンの政情不安やリビアの原油供給一時停止を受けた原油供給懸念を受け、年初からは上昇しており、週間では約5%の値上がりとなる見通しです。

【ビットコインは軟調】

ビットコインは41,958。₋2.61%と下落。

ビットコインの下げが止まらず、一時4.1万ドルまで下落。昨年9月以来の安値となりました。仮想通貨関連株も軟調となっています。

世界2位のビットコインマイニング拠点、カザフスタンでデモが拡大。非常事態宣言が発令。インターネットが遮断されたことの影響もあります。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【S&P500マップ】

まず、過去1週間のS&P500マップです。

00

FOMCの議事録発表に伴う債券利回り上昇、および将来の金利上昇を見越して、

グロース株とバリュー株。エネルギー、金融、資本財セクターと情報技術、通信、ヘルスケアセクターなどの間で明暗が分かれる形となりました。

【1月7の日 今朝のS&P500マップ】
00

米雇用統計を受けて米国債利回りが上昇しており、引き続き銀行株が上昇。一方で、IT・ハイテク株は売りが優勢となっています。

テスラは3.5%、エヌビディアは3.3%以上下落し、株価指数を押し下げました。

【セクター】

エネルギー +1.46%
金融    +1.15%
資本財   ‐0.03%
素材    ‐0.09%
生活必需品 ₋0.21% 
公益    ‐0.31%
通信    ‐0.32%
ヘルスケア ‐0.45%
不動産   ‐0.55%
情報技術  ‐1.01%
一般消費財 ‐1.65%

銀行とエネルギーが上昇。景気循環株も買われました。

【スタイルボックス】

00

今日もバリュー株が買われ、グロース株が売られました。

【個別株】

〇ディスカバリー(DISCA)+16.87%

映像制作のディスカバリーが上昇。アナリストが中立から「買い」に判断引き上げたのが原因か。

なお、私はディスカバリーチャンネルが好きでよく見ています。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【12月雇用統計】

〇雇用者数 

結果 19.9万人 予想 40万人増

〇失業率

結果 3.1% 予想 4.1%

〇平均時給

結果 4.7% 予想 4.2%

先日のFOMC議事録を受けて、FRBによる3月の利上げ開始期待が高まっていますが、今日の米雇用統計は、それを裏付ける内容だったと言えます。
12月の雇用者数はオミクロン株の影響もあってかエコノミストが予想した数の約半分しか増えておらず、経済にとって一見マイナスに見えます。

ただ、労働者の平均賃金は予想以上に上昇。高インフレの長期化の可能性も示唆する内容ともなりました。

全体として、多くの投資家は、米労働市場はFRBが記録的な低金利から、より早く金利を引き上げる方向に舵をとり続けるのに十分に強い証拠であると見ています。

しかし、いつ、どの程度積極的に利上げを行うかについては、まだ多くの議論があり、市場の動揺を招いています。

S&P500は雇用統計後に一時0.7%ほど下落する場面もありましたが、その後買い戻されました。

00

Cornerstone WealthのCliff Hodge氏「(雇用増加の)失敗は、引き締めサイクルに関してFRBの計画を変更するほど大きなものではなかった」

 Allspring Global InvestmentsのBrian Jacobsen氏「レジャー・サービス業の労働者の時給が前年比14%増である」「民間企業で働く労働者の約8人に1人がこのグループに属していることを考えると、力強い飛躍と言えるでしょう」

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【まとめ・感想】

CMEグループによると、ウォール街の投資家は現在FRBが3月に短期金利を引き上げる確率を79%以上と見積もっているそうです。1カ月前はその確率を39%未満と見ていました。

今週のバリュー/グロース間の調整が進んだことも頷けますね。

株価は、企業が将来生み出すであろう期待キャッシュフローを一定の率で割り引き形成されています。金利上昇はその割引率が上昇することを意味し、株価下落に繋がっています。また、成長企業や新興の企業は設備投資の資金を常に必要としており、その財務負担も増すことになります。

金利の上昇は高インフレを抑制するのに役立ちますが、2020年初頭から金融市場を「イージーモード」にしてきた状況に終止符を打つことになります。

【補足・金利とNasdaq】

記録的な低金利は、パンデミック発生以来、株式市場が記録的に上昇した主な理由でもあります。特に、ナスダックは他の指数に比べてテクノロジー株が多く、そうした企業は金利上昇でより大きな打撃を受ける傾向があります。

低金利は成長企業に高い価格を支払うよう投資家を後押ししていました。しかし、今後はここ10年及びパンデミック後の大半を通じてグロース株が受けてきた「低金利₊低インフレ」という恩恵の裏返しが始まるかもしれません。

長所は短所とよく言いますが、バリュー株が少ない。エネルギーや金融株がない。といったNasdaqの長所が今後はそのまま短所になるかもしれません。

また、インフレや利上げと同時に、景気の回復期待も高っており、パンデミックで落ち込んだ大手の景気循環株への見直し買いが活発にみられた1週間となりました。

【私の方針】

こういったレジームのシフトに合わせた戦略や、タイミングや先行きを予測して動的にポートフォリオを動かす戦略もあるかと思います。それもいいと思います。

ただ、私自身は投資が下手ですし、こういうレジームやサイクルの変化に合わせて、タイミングを計ったり、フラフラ動いてコストをかけなくていいように、

自身のリスクの許容の範囲の中であらかじめ幅広く市場全体に分散投資をしていたため、特に変わったことをすることなく、今まで通り、規律ある投資を続けていきたいと思います。

強いて言えば、拠出額を上げるよう努力するなど、自身のコントロールできることにより集中して、この市場の変化を楽しみながら投資を続けていきたいと思います。

いつもありがとうございます。

ランキングサイトに参加しています。

下の応援クリックボタンを押して頂けると毎日更新する励みになります。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村


米国株ランキング

お得なキャンペーン情報

初株キャンペーン


(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

 

Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500・ナスダックは下落】7日まとめと今後の方針について。S&P500投資家はどうすれば?【雇用統計を受け債券利回り上昇】

タイトルとURLをコピーしました