【ナスダック ₋3.3%】FOMC議事録を受け、米国株・S&P500投資家はどうすればよいか?【6日のまとめ】

投資まとめ

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【1月6日 米国株式市場】

ダウ    36,407 -1.07%
S&P500     4,700 -1.94%
ナスダック 15,100 -3.34%   

FOMC議事録を受け、米国主要株価3指数は下落。

Nasdaqは3%以上下落しました。

インフレやFRBの利上げに対する懸念が強まったため、

株価は大きく下落しました。

中小型株のラッセル2000も₋3.3%下落。

VXUS(全世界株式除く米)はー1.00%と、米国株式ほど下げませんでした。

米10年債利回りは1.696。₊0.03と上昇。

VIX指数は19.73。+2.82と上昇しました。

FRB会合の議事録が出た後、債券利回りが上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  116.11 -0.03%
NY原油  77.17 +0.23%  
NY金   1,815 +0.06%

米原油価格が上昇し、エネルギー企業を後押し。

エクソンモービルは1.2%上昇しました。

ビットコインは43,586。‐4.86%と下げました。

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【S&P500マップ】

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S&P500のうち、およそ7割の銘柄が下落。

S&P500指数の下落の大部分は、テクノロジー企業によるものでした。

また、個人消費に依存する小売業者なども下落。

マイクロソフトは3.8%、テスラは5.3%下落しました。

【セクター】

生活必需品 ‐0.03%
公益    ‐0.04%
エネルギー ‐0.07%
素材    ‐0.08%
ヘルスケア ‐0.71%
資本財   ‐0.96%
金融    ‐1.25%
一般消費財 ‐2.46%
通信    ‐2.84%
情報技術  ‐3.13%
不動産   ‐3.21%

全11セクターが下落。

生活必需品、公益、エネルギー、素材がほぼ横ばいで止まる一方、

一般消費財、通信が2%以上、

情報技術、不動産が3%以上下落しました。

【スタイルボックス】

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全体的に売られる中、

大型バリュー株が持ちこたえる一方で、

金利上昇局面に弱いとされる、

グロース株や小型株が強く売られました。

【個別株】

〇リビアン(RIVN)‐11.22%

同社の大株主であるアマゾンが、欧州の自動車メーカー「ステランティス」とソフトウエア開発で協力し、配送用の新たな電動バンを購入することで合意したことを受け、電気自動車のリビアンが下落しました。

〇セールスフォース(CRM)‐8.28%

アナリストが、22年の同社の成長が予想以上に鈍化する可能性を指摘。投資判断を「中立」に引き下げました。

〇アドビ(ADBE)‐7.14%

4日続落。過去一か月で17%下げているアドビですが、今日もアナリストが目標株価も従来の635ドルから575ドルに引き下げたことが伝わり売られました。(現在は514ドル)

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【FOMC議事録】

FRBは2021年12月14~15日のFOMCの議事要旨を公開。

労働市場は「非常にタイト」で、高インフレへの対応に向け、予想よりも早期の利上げに加え、保有資産全体の縮小が必要になる可能性がある。

という見解を示していたことが分かりました。

議事要旨では、FRBメンバーが総じて、従来予想よりも早期、もしくは速いペースでの利上げが正当化される可能性があるという認識を示したこと。

さらに「一部の参加者」が、利上げ開始後比較的早期に、バランスシートの規模縮小の開始が適切な可能性があると指摘したことがわかりました。

【その他ポイント】

〇インフレは広がり、従来予想より長引く可能性あり。

〇債券買い入れプログラムの終了を早めることに合意。

〇=3月利上げ開始の可能性を高める内容。

〇22年中に0.25%の利上げを3回行うとの見通し。

〇米国の雇用市場はほぼ健全な水準に達しており、FRBの低金利政策は必要なしか。

〇全体的に予想よりもタカ派な印象

クリス・ザカレリ氏「FRBは、経済活動の低下から保護するよりも、インフレ対策が重要であることを示すため、多くの予想よりも早く金利を引き上げ、バランスシートを縮小する可能性があると考える」

ロイターは、その他有識者の見解をまとめています。

識者はこう見る

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【まとめ・感想】

FOMC発表前にS&P500は、約0.4%ほど下げていましたが、発表後1%以上下落。

ダウは取引時間中に最高値を付ける場面もあったが、議事要旨公表後に下げに転じました。

今日のISM非製造業景況感指数、金曜日の雇用統計、来週からは10~12月期の決算シーズン。とイベントが続きます。

パウエル議長も来週、公聴会で発言します。

それらによって市場の雰囲気はまたがらっと変わるかもしれませんし、

懸念がより深い確信に変わるかもしれません。

とはいえ、割高な株や小型株の株価が見直されるなど、

利上げやFRBの動きに対して、教科書通りの反応で、特に驚くようなことはありませんでした。

私のような素人でも、昨年から「こうなる」「割高なグロース株や小型株に注意」と、たびたび記事に書ける程度のものでしたし。

「普通に起きうる可能性のあった事の一つが起きて、それに市場が当たり前に反応した」

それだけのことだと思います。

ここ数年のグロース株のアウトパフォーマンスの要因の一つとなっていた、低インフレ、低金利という環境が、今後、ある程度のインフレと金利の上昇という局面に変わろうとしています。

それに伴い、バリュー・グロースのスタイル間のサイクルや、各セクター間のサイクルが変化していく可能性があります。

一方的に進むというよりは、進んだり、戻ったりしながら変化が進み、

後で振り返れば、あの時サイクルが変わっていたねということが割とあります。

いろいろな対応策が考えられますが、

私は予め市場全体に分散投資をし、備えてていたので、

特に何をするでもなく、今まで通りの投資を続けていきたいと思います。

バリュー投資はグロース株投資と違って「買値」がものをいったりもします。

もし、これからバリュー投資をする方は、両者の投資手法・戦略をごっちゃにしないように注意しましょう。

米国株式市場といえど、ぬるま湯の楽勝相場がずっと続くというわけではありません。

むしろ、難しい時や困難な時こそ、投資家の腕の見せ所ですし、

今まで自身の許容できる範囲で、リスクに備え、賢明な投資を続けていた方が報われる時だと思います。

いい時も、悪い時もあるのが市場であり、リスクも投資の一部であります。

とはいえ、人生投資がすべてではありません。

一生に一度しかない大切な今日一日を、

無駄に株価や市場を気にして、つまらないものにしないよう気を付けけましょう。

今日も、いつもと変わらず、良い一日をお過ごしください。

いつもありがとうございます。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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