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【おすすめ書籍】
「過去20年間、金融業界は一流大学を出た優秀な人材を引き当ててきた。
10年前、プリンストン大学で一番人気のある専攻科目は金融工学だった。
しかし、それによって人々の投資の腕は上がっただろうか？」
サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセットより。
【市場はまだわかっていない】
私はポールサミュエルソン始め、多くの偉大な先人達をとても尊敬しています。
しかし、それでも人はまだ市場という学問を解明できずにいます。
研究者や実務家や、多くの投資家らのレベルや知識や経験やスキルや投資環境が進化していった結果、
どんどん市場参加者のレベルはあがり、益々市場に勝つのは難しくなってきているといわれています。
もちろん、市場はミクロでもマクロでも間違う時が結構ありますから、ミスプライシングをつくという戦略は成功するときもありますし、
超優秀な人や運を持っている方は市場を上回ることもできると思います。
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【私は数少ない合理性と基本を頼りに】
しかし、実際7～8割のアクティブファンドが長期では市場ベンチマークを下回っており、
途中で消えたファンドや手数料控除後のリターンで比較すると、その差はさらに広がると思います。
結局のところ、私は凡人のですから、１番を狙うのではなく、
市場に資金を投じた対価（リスクプレミアム）を、分散しリスクを抑えながら、できるだけ低コストで、できるだけ長期で、
株式市場の恩恵を効率よく享受していきたいと思っています。
投資がうまい方からすれば愚鈍に見えるかもしれませんし、刺激が欲しい方からすれば退屈に思うかもしれません。
そういう気持ちもよくわかります。
ただ、私はごく平凡な人間なので私自身はバンガードやボーグルヘッズ®の原則、つまり投資の基本に忠実に、投資を続けていきたいともいます。
いろいろな投資戦略を採用されている方がいるかと思いますが、
私は、結局のところ読者のみんなが、どんな戦略を採用する方であれ、全員が成功して、
豊かな人生を送れればいいななんてことを考えています。
いつもありがとうございます。
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Source: S&P500ETF（VOO）に投資するりんりのブログ
努力や精神力で、将来の結果をより良いものにできる可能性が高いのがインデックス投資の良いところ
