【S&P500投資家必見】「SP1」や「SP5」は過去どのくらい市場のシェアを占めていたのか?

投資まとめ

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ゴールドマン・サックスによると、MSFT、GOOGL、AAPL、NVDA、TSLAの5社で、

2022年のS&P500の年初来リターン26%のうち3分の1以上を生み出したとのこと。

これら銘柄はS&P500の時価総額の約22%を占め、大きな影響力を指数に与えています。

【SP5を振り返って】

さて、先ほどの銘柄群とは少し異なりますが、「SP5」。

いわゆるS&Pの上位構成銘柄5つについて少しお話したいと思います。

現在、VOO(S&P500ETF)の構成比率トップはマイクロソフトで6.35%となっています。

次いで、

アップル    6.00%
アルファベット 4.40%(2.27+2.13)
アマゾン    3.75%  
テスラ     2.30%

となっており、上位5銘柄がS&P500に占める割合は22.8%と、

1970年代後半以降では最も高い数字となっています。

【歴代のSP5がS&P500に占める割合の推移】

S&P500no

歴代のSP5がS&P500に占める割合の推移を振り返ってみましょう。

実は、過去を振り返ってみるとS&P500の上位5銘柄が、

S&P500指数に占める割合が今よりもっと高い時期もありました。

ここで忘れてはいけないのは、

それでもS&P500や米国株式市場は成長を続けてきたということです。

確かに近年では珍しい形ではありますし、未来がどうなるかわかりませんが、

SP5のすごさや、独占の問題を「あまりに」強調しすぎる記事にのせられたり、極端な印象を植え付けられないように注意しましょう。

以前、過去記事にて紹介しましたが、SP5以上に良いリターンを残した銘柄も、SP495の中にたくさんあります。

例)2000年以降ならモンスタービバレッジ、ネットフリックス、トラクターサプライ、エクイニクス、インテュイティブサージカルなどがあります(19年末時点まで)

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【SP1がS&P500に占める割合】

S&P500の時価総額一位の銘柄の市場に占める割合の推移です。

S&P500トップ企業の時価総額の推移

かつてのAT&TやIBMに比べると、もちろん時代も違いますが、マイクロソフトやアップルのS&P500に占めるシェアはかわいく見えます。

2000年代以降でも、GEやエクソンモービルがトップだった時期が長くありました。

そう、GEやエクソンモービル、AT&TやIBMがトップだった時代があったわけです。

今のSP5が永遠にその地位を維持するのはとても難しいと私は思います。

そして、未来のSP5を当てるのはなかなか難しいと思います。

【最後に】

上場企業の半数が10年持たずに消える米国株式市場。

昨年絶好調だった小型グロース株が現在はとても苦戦しています。

でも、こういう変化や新陳代謝や流動性があるからこそ、

市場や経済全体でみれば、米国は新しいものを生み出し、

創造的破壊を繰り返し、成長して来たんだとも感じます。

【私がインデックス投資をする理由の一つ】

どの銘柄が、成長し続けるか。割安なのか。永続するのか。

要は、結局のところ投資家にリターンをもたらすのか。

私には全くわかりません。

短期でも長期でもわかりません。

そりゃ、予想の一つ二つはできますが、それが市場より絶対に正しいかと言われたら、私は全く自信がありません。

ですので、私は分散しリスクを抑えながら、銘柄選択リスクを排除し、

インデックスファンドを通じて、市場全体をできるだけ低コストで丸抱えしながら、

長期保有をする戦略で、米国株式市場の恩恵を享受していきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500投資家必見】「SP1」や「SP5」は過去どのくらい市場のシェアを占めていたのか?

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