【S&P500は反発】CPIは予想通りでネガティブな反応なし。年末に向けて私の考えを少し。

投資まとめ

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【12月10日 米国株式市場】

ダウ    35,970 +0.60%
S&P500     4,712 +0.95%
ナスダック 15,630 +0.73%

米主要株価3指数は揃って反発。

CPIの数値はインフレを示唆するものでしたが、予想どおりだったため、

市場でネガティブな反応はあまり見られませんでした。

小型株のラッセル2000はー0.38%と小幅に下落。

VXUS(全世界株式除く米)は+0.16と小幅に上昇しました。

米10年債利回りは1.484%。上下しましたが最終的にはー0.003とほぼ横ばい。

VIX指数は18.69。-2.89と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  113.40
NY原油  71.96 +1.44%
NY金   1,780 +0.34%

原油や金は上昇。

ビットコインは48.352ドル。+1.11%と反発しました。

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【S&P500マップ】

00.

アップル、マイクロソフト、コストコなどが指数を押し上げました。

銀行株は下落。航空やクルーズといった旅行レジャー関連も軟調な動きとなりました。

【セクター】

情報技術  +2.0%
生活必需品 +2.0%
エネルギー +0.8%
素材    +0.7%
公益    +0.6%
不動産   +0.5%
一般消費財 +0.5%
資本財   +0.4%
ヘルスケア +0.4%
通信    +0.2%
金融    +0.1%

全11セクターが上昇。特に情報技術や生活必需品が上昇しました。

原油価格の上昇を受け、エネルギーも上昇しています。

【スタイルボックス】

00.

昨日下げていた大型バリュー株やコアが上昇。

一方で、小型グロース株が売られました。

【個別株】

〇オラクル(ORCL) +15.72%

EPS、売上高などが予想を上回る良い決算を発表。

〇ブロードコム(AVGO) +8.27%

半導体のブロードコムも良い決算を発表し株価が上昇しました。

〇コストコ(COST) +6.58%

EPS、売上高、既存転売上高が予想を上回る良い決算を発表しました。

〇フォード(F) +9.61%

フォードが出来高を伴って上昇。電気自動車に期待が集まっています。

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【米消費者物価指数(CPI)】

11月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)

総合 6.8% 予想 6.4~7.1% 前月 6.2%
コア 4.9% 予想 4.7~5.2% 前月 4.6% 

前月比では、

総合指数が0.8%上昇。予想は0.7%。10月は0.9%上昇。

コアが、0.5%上昇。予想は0.5%。10月は0.6%の上昇となりました。

総合の伸びは10月の6.2%上昇から加速し1982年6月以来約239年ぶりの伸びを記録。コア指数も30年ぶりの伸びとなりました。

供給の制約下で商品やサービスのコストが広範囲にわたり上昇。ガソリンが前月比6.1%上昇したことが主な押し上げ要因となりました。

CPIはFRBが注目する指標の一つです。今回の結果は先月のパウエル議長の議会証言で示唆したテーパリングや利上げのペースや幅の加速を促す可能性があります。

詳細「https://jp.reuters.com/article/usa-economy-inflation-idJPKBN2IP1B6

【市場の反応は限定的】

CPIの結果は良くないものでしたが、概ね予想どおりの内容だったので、市場にあまりネガティブな反応は見られませんでした。

いきなりこの結果が発表されれば、動揺がより広がった可能性もあったと思いますが、先日のパウエル議長のジャブが効いているものと個人的には思います。

前回の利上げ局面もそうでしたが、パウエル議長は市場を混乱させないよう、割と対話してくれる印象があります。そこら辺は優秀だと思います。

【バイデン米大統領のコメント】

バイデン大統領は10日、米国内のインフレ率はピークに達した可能性が高く、

「大半の人々が考えているより急速に変化するだろう」

「サプライチェーン(供給網)を巡る懸念により物価が上昇しており、インフレは国民の生活に影響を与えているが、石油価格やガソリン価格は今後数カ月のうちに鈍化する」と述べました。

米インフレ率、ピークに達した可能性=バイデン大統領
バイデン米大統領は10日、国内のインフレ率はピークに達した可能性が高く、「大半の人々が考えているより急速に変化するだろう」と述べた。

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【オミクロン株】

〇米国ではオミクロン株の感染の症例が増加してきています。

米疾病対策センターが公表した報告書によると、これまでに米国で新型コロナウイルスのオミクロン型変異株への感染が確認された43人のうち、ほとんどがワクチン接種を完全に済ませており、そのうち14人はブースター接種も済ませていました。

ただ、ほとんどの感染者は、咳や鼻づまり、倦怠感などの軽度の症状にとどまり、1人が入院したが、期間は2日と軽いものでした。

米のオミクロン感染者、多くがワクチン完全接種済み=CDC
米疾病対策センター(CDC)が10日に公表した報告書によると、これまでに米国で新型コロナウイルスのオミクロン型変異株への感染が確認された43人のうち、ほとんどがワクチン接種を完全に済ませていた。また、そのうち3分の1は追加接種(ブースター接種)も済ませていたという。

〇NY州のホークル知事は1月15日まで、屋内の活動にマスクの着用を義務づけると発表。

〇英保健安全保障庁、新型コロナウイルスワクチンのブースター接種により、オミクロン株に起因する軽度なコロナ感染症を70~75%予防できるとの推計を発表しています。

追加接種、オミクロン株による発症予防に70%超の効果=英当局
英保健安全保障庁(UKHSA)は10日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)により、オミクロン株に起因する軽度なコロナ感染症を70─75%予防できるとの推計を発表した。


【まとめ・感想】
米バンガードは、来年の見通しの中で、市場が利上げの速度や幅を過小評価している可能性を指摘。
インフレ率の上昇や労働市場の逼迫により、FRBが予想よりも早くだけでなく、より急激な利上げを行うリスクは存在しており、市場を混乱させる可能性がある。と指摘しています。

参考「http://etfsp500.com/archives/29201105.html

以上投資に関する話となります。

【年末に向けて】

さて、最後に少し雑談を。

早いもので、今年も残すところあと3週間程となりました。

ボーナスの使い道や税金などいろいろ頭を悩ませている方もおられると思います。

師走はいろいろ忙しいですよね。

私は今回のボーナスは素直に株に全額投資しようと思っています。

騒がしくもあり、おもしろくもある米国株式市場が今年も終わりを迎えようとしています。

私は1年毎に区切るのがあまり好きではないのですが(笑)

普通に多くの方にとって、年末は1年の節目の一つだと思います。

私は今年もまた1つ年をとりました。

言い換えると人生の、生きていられる期間のうちの365日をまた使い果たそうとしています。

今年を振り返ると、「精一杯生きた」という気持ちと、「まだ、もっとやれることはあったんじゃないか」という気持ちが半々くらいにあります。

もしかしたら、読者の皆様の中には、今年投資や仕事等で失敗したり、後悔をした方がいるかもしれません。

ただ、最近思うのですが、人生いつでも、たとえ何歳だとしても、やり直しちゃいけないなんてことはないはずです。

(やり直しちゃいけないって誰が決めたんですか)

まあ、こういうことを言い出してしまう事自体に自分の年齢を感じるのですが(笑)

年寄りにありがちな「説教」「昔話」「自慢話」をしないように気をつけながら、

過去の栄光ではなく、これからの行動を誇れるように、

今日からまた頑張っていきたいと思います。

まずは携帯を直しにいってきます。

いつもありがとうございます。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500は反発】CPIは予想通りでネガティブな反応なし。年末に向けて私の考えを少し。

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