南アのオミクロン株でS&P500は下落も、特に気にすることなく投資を続けていきたいと思います。

投資まとめ

【11月26日 米国株式市場】

ダウ     34,899 ー2.53%
S&P500      4,594 ー2.27%
ナスダック  15,491 ー2.23%

南アフリカで新たな変異株(オミクロン株)が確認されたことを受けて、米国株式市場は下落。

祝日明けで半日の取引で出来高も少ない一日となりました。

小型株のラッセル2000はー3.67%と市場よりも下落。

VXUS(全世界株式除く米)もー2.86%と下落しました。

【10年債利回りとVIX指数】

米10年債利回りは1.482%。ー0.162%

米国債利回りはコロナショック以来の急低下を記録。南アフリカで新型コロナの新変異株が検出されたことを受け、安全資産への逃避が進みました。

VIX指数は28.62。+10.04と急上昇しました。
 

【為替・コモディティー】

ドル円    113.36 
NY原油  68.17 ー13.04%
NY金     1,791 +0.41%

原油は下落。金はやや上昇しました。

原油先物は約10ドル下落し、コロナショック後の2020年4月以降で最大の下げとなりました。

オミクロン株により、経済成長や燃料需要が落ち込むとの見方が強まりました。

ビットコインは54,243ドル。-8.06%と下落しました。

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【S&P500マップ】

00.

全体的に下落する中、コロナウイルスのワクチンを製造するファイザー(+6.11%)とモデルナ(+20.57%)が上昇。

ファイザーは過去最高値を記録しました。

コロナ過で恩恵を受ける「巣ごもり銘柄」にも買いが入り、ネットフリックス(1.12%)やズーム・ビデオ(+5.72%)が上昇しました。

【セクター】

S&P500銀行株は、新型ウイルスによって、米利上げ観測が後退したことにより-3.87%と下落しました。

原油価格の下落を受けエネルギーセクターが下落。

旅行関連株や娯楽銘柄、航空株も下げています。

今後どちらの方向に進むかはウイルス次第なのでわかりませんが、今日の市場は1年半前のコロナ渦中のような動きとなりました。

【スタイルボックス】
00.

全体的に下落しました。

小型株やバリュー株がやや大きく下げています。

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【想像できた可能性の一つ】

S&P500はたった数%下げただけで、暴落とかブラックスワンと叫ぶメディアがありますが、私はあまり騒ぐ必要もないと思います。

「新型変異株」の可能性は以前から囁かれていた想像できる可能性だったので、ブラックスワン(全く予想できない事)でもありません。

素人投資家の私ですら、過去このブログやスペースで、バンガードが今後米バリュー株がアウトパフォーマンスすると予測しているという話を紹介した際、

その前提となる要因が「インフレ」と「金利上昇」でしたから、

逆に、この予測が外れるリスクとして「コロナの感染再拡大」等の理由により、再び金利が下がるようなことがあればグロース株がアウトパフォーマンスする可能性があると何度か述べました。

今回は「危険度の高い新たな変異株」がきっかけでしたが、これは十分に想像できた可能性の一つだったと思います。

先日、ビルゲイツ氏も2022年中ごろまでにサプライチェーンが回復するという見通しの前提として「危険度の高い新たな変異株」が発生しないこと。としていました。

逆に言えば「危険度の高い新たな変異株」の可能性は認識していたということになります。

もちろん、今後どうなるかわかりませんが、予め許容できるリスクの範囲内で投資をしていた投資家の方であれば、特にどうこうする必要はありません。

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【まとめ・感想】

私は専門家ではないですから、南アメリカの新型変異株(オミクロン株)がどうなるかわかりません。

一人の人間としては心配ですし、健康や経済への被害が拡大しないことを願っています。

ただ、一投資家としては新型変異株の不透明な状況を受けても、

特に慌てたり、不安がることなく、今まで通りの規律ある投資を続けていきたいと思っています。

好ましい結果とは言えませんが、あり得る可能性(危険配)の一つを引いてきた。そんな印象です。

投資家は、感染が急速に拡大すれば経済回復が腰折れしかねないとの懸念が広がっています。

また、サプライチェーンの問題が更に悪化するのではないかとの懸念もあります。港や貨物ヤードは既に脆弱です。

新たにまた局所的な地域でロックダウンされる可能性があります。

回復を見せていた米労働市場への懸念もあります。

新型変異株の状況によっては、また米国の労働者が一時的に退避したり、労働者の復帰を妨げたりして、労働力不足をさらに悪化させる可能性があります。

また、このウイルスはすでにジレンマに直面しているFRBにさらなるプレッシャーを与えるものとなります。

【今後の投資方針】

その他、いろいろな可能性を考慮したうえで私の今後の投資方針や考えはこんな感じです。

今回の変異株はある程度予想はできましたが、

そもそものコロナウイルスの出現は2019年には全く予想できませんでした。

ただ、私は許容できるリスクの範囲内で投資をするよう心がけ、元々予期せぬ市場の変動に常に備えてるようにしていましたから、

コロナショック渦中の2020年3月でも特に心配する事もなく、いつも通りの投資を続けることができました。

市場は常に予測不可能です。現在のような状況で、パニックに陥り性急な行動をとるのは賢いことではありません。

慌てて売却した投資家が、再び市場に参入するタイミングを見極めるのは容易なことではありません。

実際、長期計画から離脱した投資家は、ただ黙って保有していた投資家よりもパフォーマンスを悪化させる傾向があるという報告もあります。

各々の投資戦略によってやるべきことがあると思いますが、冷静かつ合理的にそれを行う事が大切だと思います。

私のようなインデックス投資家にとってやるべきこととは、

新型変異株や株価に右往左往することではなく、市場の上昇、下落にかかわらず常に「航路を守る」ことです。

長期的視点を失わず、分散やコストなど、投資家自身がコントロール可能な部分に集中することが大切だと思います。

私は明日も明後日も今まで通りの投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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