【CSPR +87.32%】米国市場はまちまち。モルガンスタンレーはS&P500をアンダーウェイト【2022年の目標は4400】

投資まとめ

【11月15日 米国株式市場】

ダウ    36,087 -0.03%
S&P500     4,682 +0.00%
ナスダック 15,853 -0.04%

米国主要株価3指数はほぼ横ばい。

小型株のラッセル2000は-0.45%と下落。

VXUS(全世界株式除く米)も-0.21%と下げました。

米10年債利回りは1.623%。+0.039と小幅に上昇。

VIX指数16.53。+0.23と小幅に上昇しています。

【為替・コモディティー】

ドル円  114.13
NY原油      80.88    +0.11%
NY金    1,866  ー0.10%

原油は小幅に上昇、金は小幅に下げました。

石炭価格が1トン=89.75ドルと2009年以来の高値を更新。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-11-15/R2MBBKDWLU6E01

ビットコインは63,935ドル。ー2.41%と下落しています。

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【S&P500マップ】

00.

S&P500は横ばい。

下落したグロース株の損失を、公益やエネルギー、生活必需品等が補いました。

【セクター】

公益    +1.3%
エネルギー +0.8%
生活必需品 +0.5%
不動産      +0.5%
通信    +0.2%
資本財   +0.2%
金融    +0.0%
一般消費財 ー0.0%
情報技術  ー0.1%
素材    ー0.5%
ヘルスケア ー0.6%

11セクター中7セクターが上昇。

ここ数日下げていた公益が反発。逆にヘルスケアは下げました。

原油相場は戻り売りに押されているものの、エネルギー株も上昇。

このところのインフレ懸念によって注目されている、

商品やサービスに対して、消費者の直接的な支出に依存している企業の株価はまちまちでした。

【スタイルボックス】
00.

15日はグロース株が下落。

特に小型グロース株が下げました。

バリュー株は小幅に上昇しています。

【個別株】

〇ボーイング(BA) +5.47%

同社は中国が737MAXの再認証に近づいている可能性があることを示唆しました。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-11-15/R2L6ZKDWX2PS01

〇リビアン・オートモーティブ(RIVN)+14.94%

先週IPOした電気自動車のリビアンは約150ドルまで上昇。IPO価格の78ドルに対して90%以上上昇しています。

〇キャスパースリープ(CSPR) +87.32%

投資会社のデュレーショナルが1株6.90ドルで買収することで合意。株価は急騰しました。

〇クラウド・ストライク(CRWD) -10.66%

アナリストが投資判断を売りとし、目標株価を247ドルでカバレッジを開始しました。

〇ダラー・ツリー(DLTR)  +14.09%

投資会社マントル・リッジ社が18億ドルの株式を保有したと報道があり上昇しました。

同社に株式価値を高めるための施策を講じるよう働きかける計画であるとのこと。

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【テスラ】

〇テスラ(TSLA) -1.94%

CEOのイーロン・マスク氏が保有する株式の一部を売却するとツイートしたことで、引き続き下落しました。

先週約14%程下げたテスラですが、それでも1月のリターンは+16.5%となっています。

サンダース上院議員に反論し、さらなるテスラ株売却にも言及したマスク氏ですが、

マイケル・バーリ氏はイーロン・マスク氏について、「彼は現金を必要としていない。ただ、TSLAを売りたいだけだ」とツイートしています。

【今週の動き】

ホームデポとウォルマートが火曜日に、ターゲットが水曜日に、メイシーズが木曜日に決算報告を行います。

また、商務省が火曜日に小売売上高を発表があり、投資家は米国の消費動向に関する幅広い情報を得ることができます。

小売セクターの健全性や年末商戦を占うことはもちろんですが、

これらの情報は、サプライチェーンの問題やインフレ、その他の経済問題が、

米国経済の回復どのような影響を与えるかという最新のヒントになることから、ウォール街は注目しています。

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【まとめ・感想】

米国株式市場が週単位で、6週間ぶりにマイナスで終えた翌週の月曜日。

株価はまちまちで終えました。

【モルガンスタンレーのレポート】

モルガン・スタンレーは、S&P500が2022年に下落に転じるとの予想を発表しています。

目標株価は4400ポイント。基本シナリオでは、今の水準よりおよそ5%の下落との予想しています。

理由はEPS成長の鈍化と金利上昇。海外企業と比較した時の割高感をあげています。

S&P500をアンダーウェイト。欧州、日本のEPSが最も成長する。新興国は中立とのことです。

モルガンS、S&P500の下落を予想 来年末目標4400ポイント

【バンガードのレポート】

予想が当たるかどうかはわかりませんが、

利益成長の鈍化や金利上昇、割高なバリュエーションと言った要因を懸念している点はとても同意できます。

おもしろいところでは、対象とする期間、時間軸は異なりますが、

先日紹介したバンガードの予測でも、米除く先進国の今後10年のリスク・リターンが良いと予測されていましたね。

バンガードの最新の予想。『米除く』先進国株式がリスク・リターン共に優秀か

今後どうなるかわかりませんが、

個人的にも相対的に割安である日、欧などの市場はとても面白く感じています。

まあ、結論としては、S&P500が年5%の下落で終える年なんてざらにあるので、

私は特に気にせず今まで通りの投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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