【10月のS&P500のリターン】
S&P500は10月、6.91%上昇し4,605.38 で月を終えました。
配当込みのトータルリターンは+7.01%でした。
9月は4,307.54。4.76%の下落(配当込で-4.65%)
8月は4,522.68。+2.90%の上昇でした(同+ 3.04%)
過去3カ月では+4.78%上昇(同+5.13%)
年初来では+22.61%上昇(同+24.04%)しています。
【今週の予定】
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【ウィーワークとSPAC】
曲折を経て特別買収目的会社(SPAC)経由で上場しました。
上場初日は歓迎ムードで13%高でしたが、現在の株価は9.18ドルと初値から約26%下げています。
時価総額は80億ドル。2019年上場を試みて断念した時の評価額は470億ドルでした。
【SPAC銘柄関連のETFは低迷】
一時は話題となったSPAC銘柄ですが、SPAK、SPCX、SPXZといった、
SPAC関連のETFのリターンは今年振るわず、VTIを下回る状態が続いています。
これはその前に話題となった
『クリーンエナジーETFはS&P500よりも低リスク』と似たようなものを感じます。
クリエネの方はまた最近盛り返してきていますが、
相変わらずS&P500よりも低リスクとは言えません。
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【トレンドは変わる。難しい】
これはSPACが悪い、クリエネが悪いというよりは、
トレンドをフォローする戦略や「テーマ型」のファンドやETFの扱いには気をつけようという事です。
最近だと「メタ」が流行っているようですが、流行がいつまで続くのか。
高値で飛び乗っても、それを正当化するほどの成長を見せるのかは誰にもわかりません。
過去のリターンばかり見て投資判断をしてはいけません。
私はこういうトレンドを追うのが得意ではないので、市場全体の評価に任せて、
インデックスファンドを通じ、自動的かつ低コストでエクスポージャーを取っていきたいと思います。
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さて、ここで少しS&P500の話に戻りましょう。
9月はスタグフレーションだなんだと、あれだけ騒がれたS&P500(米国株式市場)ですが、
10月は、9月の下落分を回復し7%上昇。最高値も5回更新しました。
10月末時点で、過去1年間で+40.84%上昇(同+42.91%)
コロナ危機前の2月19日の終値での高値からは 36.01%上昇(同プラス39.77%)しています。
この期間に、ロックダウン、新型ウイルス、中国、大統領選挙、テーパリング、インフレ他、いろいろなニュースや懸念、問題がありました。
しかし、米国企業はこれら困難な状況過を力強く克服し、
S&P500は2020年2月19日~2021年10月末時点で終値ベースで78回最高値を更新してきました。
もちろん、未来はどうなるかわかりませんし、現在進行形の懸念がどうなるかもわかりません。
今の私達に想像もつかない危機が、今後市場を襲う事もあると思います。
長く投資を続けていれば調整や景気後退に出くわすこともたびたびにあるでしょう。
でも、私は株式市場からリターンを得るために、そういうリスクも受け入れて、
今まで通り、VOOとVXUSに投資を続けていきたいと思います。
本当にいつもありがとうございます!
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【SPAC関連ETFは低迷中】10月のS&P500を振り返って。【メタの流行はいつまで続く?】