【テスラ-12%】米国市場は最高値更新にストップ!米国株投資家はどうすれば?

投資まとめ

【11月9日 米国株式市場】

ダウ    36,319 -0.31%
S&P500   4,685 -0.35%
ナスダック    15,886 -0.60%  

小型株のラッセル2000は-0.63%と下落。

VXUS(全世界株式除く米)も-0.28%と小幅に下げました。

米10年債利回りは1.436%。ー0.061と急落。

VIX指数は17.79。+0.57と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  112.88
NY原油  84.15 +2.7%
NY金   1,830   +0.15%

米国時間の原油先物は2週間ぶりの高値に上昇しました。

ロイター 原油先物2週間ぶり高値、需要拡大見込みで

ビットコイン 67,423 -1.04%

昨日、ビットコインは一時2.5%高の6万7778ドルをつけ最高値を更新しましたが、米国時間でやや下げました。

【アップルは仮想通貨と距離を置く】

NYタイムズはアップルのクックCEOが、近い将来暗号資産(仮想通貨)をアップルの決済手段に利用する計画はないという認識を示したと報じました。

なお、クック氏は個人的に仮想通貨に投資しているとのことです。

https://jp.reuters.com/article/apple-nyt-idJPKBN2HU238

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【S&P500マップ】

00.

【セクター】

公益    +0.4%
生活必需品 +0.4%
素材    +0.4%
不動産   +0.4%
エネルギー +0.4%
資本財   +0.3%
通信    ー0.3%
ヘルスケア ー0.4%
情報技術  ー0.4%
金融    ー0.5%
一般消費財 ー1.4%

11セクター中6セクターが上昇。

影響力の大きいテスラの-11.99%に引きずられて、一般消費財が下落。

昨日上昇した、ハイテク、グロース株が売られました。

債券利回りの低下の影響で金融セクターも下落。

公益や生活必需品などのディフェンシブ株やバリュー株は持ちこたえました。

【スタイルボックス】

00.

影響力の大きいテスラなどの大型グロース株の下落が各指数を押し下げました。

財務的に弱い、小型株も売られました。

【個別株】

〇テスラ -11.99%

昨日-4.8%下げたテスラでしたが、今日も大きく下げました。

マスクCEOが保有するテスラ株の10%売却の是非をツイッターで問い、賛成多数で支持されたことが売り材料となっています。

ブルームバーグはマイケル・バーリ氏のツイートにも言及しています。

〇GE +2.66%

GEはヘルスケア、電力、航空の3事業別に分社化を発表。株価は上昇しました。

〇ロブロックス(RBLX) +41.30%

決算を発表。EPSが予想を上回り好調な決算を見せました。

夏休み明け&活動再開を受けてもオンラインゲームのユーザー数が減っていないのも好感。

〇パランティア(PLTR)-9.10%

売上高は、EPSは良かったものの、第4四半期の営業利益率の見通しが22%と第3四半期の30%から鈍化を見込んでいることから売られました。アナリストは予想は24%でした。

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【米卸売物価】

10月の卸売物価指数(PPI)

前月比  +0.6% 予想  +0.6% 9月 +0.5%

予想と一致。ガソリンや自動車の価格上昇により、9月よりやや上昇しました。

サプライチェーンの問題が続く中、米国のインフレはしばらく続きそうです。

モノが1.2%上昇し全体の上昇の60%以上を占めました。ガソリンの6.7%上昇が上昇の1/3を閉め、軽油やガスなどの価格も上昇。

サービスは0.2%上昇。自動車および部品が8.9%上昇し、サービス全体の80%以上を占めました。運輸・倉庫は1.7%上昇しています。

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【まとめ・感想】

米国株式市場は下落し、連日の最高値更新が一旦とまりました。

S&P500とナスダックは8営業日連続、ダウは2営業日連続で終値での最高値を更新していました。

インフレやサプライチェーン問題、成長の鈍化、利上げ、中国などいろいろな懸念もあるものの、

予想外に好調な決算やウイルス薬の前向きなニュース、旅行措置緩和などが、先月以降の米国株式市場を支えてきました。

決算やFOMCなど主要なイベントを概ね通過して、市場は全体的にポジションの巻き戻しの動き(利確など)も見られています。

連日の史上最高値更新で浮ついた雰囲気もありましたが、

「株は毎日上がるものではない」という当たり前のことをしっかりと思い出すことが大切です。

調子がいいからと、自身の許容できる範囲を超えてリスクを取り過ぎないように注意しましょう。

個人的には一日二日株価が下がったり、多少の調整があっても過度に懸念する必要もないと思います。

いろいろな戦略があるかと思いますが、

私自身は、市場や株価の上下に関わらずVOOに投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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