【コロナショックで現金化した結果】コロナショックから学ぶ大切な教訓【バンガードの調査を紹介します】

投資まとめ
【コロナショック時のバンガードの投資家達】

もう忘れてしまった方もいるかもしれませんが、

米国市場は昨年2月19日にピークをつけた後、数週間で34%下落しました。

3月23日に底を打ちし、5月末までに36%上昇しました。

以前、当ブログで紹介しましたが、

米国のバンガードの投資家の一部の方も(0.5%未満)不安に駆られ、

2月19日から5月31日までの間に、株を売却して資産をすべて現金化しました。

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【現金かは正解だったか?】

下の図は、現金化した投資家の2月18日時点のポートフォリオを

そのままバイ&ホールドしていた場合と実際のリターンを比較したものです。

【3月末時点】

00.

3月末の時点では、現金化した投資家のうち約半数が、

そのままバイ&ホールドをしていた場合より高いリターンをあげる事に成功しています。

ただこの時点で、

既にDCも個人投資家も約半数がバイ&ホールドした時よりも低リターンとなっています。

安値売り、売るタイミングを失敗したというやつですね。

【5月末時点になると】
00.G

しかし、そこから4月、5月と進むにつれ、2月18日時点のポートフォリオをそのままバイ&ホールドした時の成績を下回る人の割合がどんどん増していきます。

これは、現金化したことで3月23日以降の急反発を逃したこと、

株式に再度移行するタイミングを誤ったことなどが原因だと考えられます。

少なくとも、現金化した投資家の約85%以上の方は、

航路を守っていれば、2020年5月末にはもっと良い結果を得られたはずでした。

現金化するタイミングと、市場に戻るタイミング。

コストを考慮しつつこの2つを成功させるのはプロでも容易な事ではありません。

【ポイント】

長期的な投資リターンの約80~90%がポートフォリオの資産配分によって決まることが、

過去の様々な調査により明らかになっています。

「下落時」でも「上昇局面」においても

自身の投資目標や許容度に基づいた、資産配分を維持することが大切だと私は思います。

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【感想】

人生は長いゲームです。

投資をしていれば負ける事も、失敗する事もたくさんありますし、

考える限り最善の賭けをしてもだめな時はだめなものです。

ですが「未来を確実に予測する事はできない」と理解し、

あらかじめすべて完璧にはいかないと割り切った上で投資を続けていれば、

もっと穏やかで、幸せな人生を送ることができる。と私は思います。

常に、完全に最高の勝利をおさめようとする無理な挑戦を止め、

大局的な考え方で、冷静かつ客観的に未来を見つめていれば、
数々の不確実性の中でも、自身の航路を守れると思います。

小手先の生兵法に頼るより、まずは基本に忠実に。

私は投資がド下手くそなので、

いつもどおり、セオリーどおりの投資を続けていきたいと思います。

いつも本当にありがとうございます。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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