【米国株式市場は続騰】米デフォルトリスクはいったん後退も油断大敵【雇用統計への期待は高まる】

投資まとめ

【10月7日 米国株式市場】

米上院で与野党が債務上限の一時拡大で合意。

10月18日に米国が債務不履行に陥る可能性が回避された安心感などから米国株式市場は上昇。

小型株やハイテク株が市場を牽引しました。

ダウ    34,754 +0.98%
ナスダック 14,654 +1.05%
S&P500     4,399 +0.83%

小型株指数のラッセル2000は+1.59%と主要3指数よりも上昇。

VXUS(米除く全世界株式)も+1.15%と上昇しました。

米10年債利回りは1.576%。+0.052と上昇。

VIX指数は19.47。ー1.59と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円 111.60
NY原油 78.83 +1.8%
NY金  1,756    -0.3%
 
ビットコイン 54,066  -1.6%

米戦略石油備蓄の価格対策としての放出は計画されていないとの報道を受け原油は反発。

金は売られました。このとろこ上昇していたビットコインもやや下げています。

欧州のエネルギー危機に関して、

ロシアが世界のエネルギー市場安定化を支援する用意があると表明したことを受け、天然ガス価格は急反落しています。

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【S&P500マップ】

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【セクター】

一般消費財  +1.5%
素材     +1.3%
ヘルスケア  +1.2%
情報技術   +0.9%
資本財    +0.8%
エネルギー  +0.7%
金融     +0.6%
生活必需品  +0.4%
通信     +0.3%
不動産    +0.2%
公益      -0.5%

公益を除く10セクターが上昇。

一般消費財、素材、ヘルスケア、情報技術、資本財などを中心に幅広く上昇しました。

【スタイルボックス】
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昨日は全体的に上昇しましたが、特にグロース株や小型株が上昇しました。

【個別株】

〇リーバイ・ストラウス(LEVI) +8.46%

決算がよかったリーバイスが上昇。

〇ツイッター(TWTR) +4.73%

〇アップロビン(APP) +10.34%

ツイッターがモバイル・アドサーバーのモーパブをアップロビンに10.5億ドルで売却すると発表。

〇ロケット・ラブ(RKLB) +10.43%

NISAと契約が決まりました。

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【米デフォルトリスクが後退】

米連邦政府の債務上限をめぐる問題に関して、

米民主党の上院トップ、シューマー院内総務が、

連邦政府の借り入れ限度を定めた債務上限を12月初めまで引き上げることで野党共和党と合意したと表明。

米国のデフォルトリスクに対する警戒感が和らぎました。

【新規失業保険週間申請件数】

2日までの新規失業保険週間申請件数(季節調整済み)

結果 32.6万件 予想 34.8万 前回 36.4万件

前週比3.8万減となり減少幅が6月下旬以降で最大となりました。

新型コロナウイルス感染拡大ペースが鈍化つつある中、労働市場の回復が勢いを増していることが示されました。

継続受給者数も前回の281.1万人から271.4万人に減少

ADP雇用統計とあわせて、明日の米雇用統計への期待が高まっています。

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【まとめ・感想】

米国のデフォルトや天然ガスなど、ここ24時間でいつくかのリスクが一旦後退しました。

しかし、これらの問題が完全に解決したというわけではありませんので、そこは注意が必要です。

また、市場にはインフレや緩和政策の縮小、米企業の決算など様々な懸念が渦巻いています。

例えば中国。

建国記念日の連休が明けて、1週間ぶりに金融市場での取引が再開されるチュ語句ですが

JPモルガンの推定によると、経営危機に陥っている中国恒大集団など中国不動産大手の多くが数十億ドル規模の簿外債務を抱えているとの報道がありました。

また、中国政府によるテクノロジー大手企業監視強化、締め付けの継続を人民銀総裁が表明しています。「ブルームバーグ

【リスクの許容できる範囲で投資を】

ただ、ここ最近の米国株式市場の下落と反発を見てもわかるように、

市場のタイミングを計るのは難しいですし、

まだ私達が知らない「新しいニュース」がどう株価に影響するのか。

予想されていたことや懸念が実際どうなるかは蓋を開けてみるまではわかりません。

プロでも予想を外すことはしばしばあります。

ですので、予め自身のリスクの許容できる範囲内で投資をすることが、

株価の下落や市場の先行きの不安定さに対する最も効果的な方法だと思います。

下落時や混乱時に狼狽売りしたり、慌てて普段の生活に支障をきたしてしまうのも、あまりよくありませんから。

私はコロナショック時もそうだったように、

自身の許容できる範囲を一歩でも超えないように注意しながら、

慎重かつ楽観的に投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【米国株式市場は続騰】米デフォルトリスクはいったん後退も油断大敵【雇用統計への期待は高まる】

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