【米国株式市場は反発】デフォルトの懸念は一旦後退も、まだまだ安心できないと思います。

投資まとめ

【10月6日 米国株式市場】

米国のデフォルトが回避されるとの楽観的な見方が広り、

米国株式市場は上昇しました。

ダウ    34,416 +0.30%
ナスダック 14,501 +0.47%
S&P500     4,363 +0.41%

米小型株指数のラッセル2000は-0.60%と下落。

VXUS(米除く全世界株式)は-0.59%と下げています。

米10年債利回りは1.528%

一時1.573%まで上昇する場面もありましたが、最終的には前日比-0.003%と小幅に低下しました。

VIX指数は21.00。-0.30低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円 111.41
NY原油 77.43 -1.9%
NY金     1,761   +0.1%

原油は5営業日ぶりに反落。エネルギーセクターもやや下げました。金は小反発。

ビットコインは55,162ドル。

+8.76%と先日5万ドルを超えて以降急騰しています。

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【S&P500マップ】

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【セクター】

公益    +1.5%
生活必需品 +1.0%
不動産   +1.0%
情報技術  +0.7%
通信    +0.5%
資本財   +0.5%
一般消費財 +0.4%
金融    +0.2%
ヘルスケア -0.2%
素材    -0.3%
エネルギー -1.1%

エネルギーが下落。素材とヘルスケアも小幅に下げました。

その他のセクターは上昇しています。

【スタイルボックス】

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昨日は10年債利回りの低下によって、大中グロース株が上昇。

一方、小型バリュー株がラッセル2000の足を引っ張りました。

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【ADP全米雇用報告】

9月のADP全米雇用報告、民間部門雇用者数 

結果 56.8万人 予想 42.8万人 前月 34万人(下方修正)

市場予想を上回る良い数字となりました。

詳細「https://jp.reuters.com/article/usa-economy-idJPKBN2GW1S3

引き続き市場は金曜日に発表される9月米雇用統計を注視しています。

【米デフォルトの懸念が後退】

共和党のマコネル上院院内総務が、12月まで債務上限の一時的拡大を容認すると表明。

ブルームバーグhttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-10-06/R0KIVVT0AFB501?srnd=cojp-v2

まだ懸念はあるものの、

米民主・共和両党が連邦債務上限引き上げで合意し、大きな経済的打撃につながる米国のデフォルト(債務不履行)が回避されるとの楽観的な見方が広がりました。

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【まとめ・感想】

米デフォルトに対しての懸念が後退し、一旦株価は上昇しましたが、今後どうなるかわかりません。

現在、市場にはデフォルト以外にも、インフレ、FRBの動き、中国、成長の鈍化など様々な懸念が渦巻いています。

週末の雇用統計の結果次第で、また市場はどちらにも振れると思います。

現在米国株式市場を取り巻く懸念、不確実性は、今日明日すぐに解決するようなものではありません。

今後数か月~数年に渡って投資家が付き合っていく問題となりますので、

あまり直近の動きにばかりに一喜一憂しないようにしましょう。

過去を振り返ると、米国株式市場の下落は何度もありました。

これは、米国の株式市場にとっては通常の状態なのです。

「ボラティリティは米国株投資の一部」であることを理解することが大切です。

私は投資家心理のサイクルに流されることなく、いつもどおりの投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【米国株式市場は反発】デフォルトの懸念は一旦後退も、まだまだ安心できないと思います。

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