【論文紹介】アクティブ投資のα。投資家のスキルか運か?【ネタ回】

投資まとめ

00.G

「パンのインデックスファンドやー」

はい。久々にお昼からお酒を嗜み、若干酔っているりんりです。

今回は楽しくおもしろくて役に立つニュースをいくつか紹介したいと思います。

【Google、マイクロソフト】

〇Bingで最も検索される単語は『Google』である

Google Tells Judges It’s So Popular It’s Bing’s Top Search Term

EUにおける独占禁止法関連の訴訟の中でGoogleが、

「Bingで最も検索される単語は『Google』である」という証拠を提示した。

と、ブルームバーグが報じていました。

私が酔っているせいでしょうか。裁判のせいでしょうか。

これはもうわけがわかりませんね(笑)。

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【スキルか運か】

次に紹介するのはおもしろくて、わかりやすい論文

アクティブ運用のパフォーマンス評価とマネジャーのスキル 四方健彦著

アクティブ運用のパフォーマンス評価とマネジャーのスキルに関する研究

ファンドマネジャーの能力やスキルはどう判断するか。

その過去の研究の歴史や、

投資環境によってファンド間のパフォーマンス分布が変化すること。

パフォーマンスの持続性、パフォーマンスの予測可能性について。

エージェンシー問題がマネジャーのリスクテイクに影響を与えることなど、

興味深い内容が書かれています。

ファンドのパフォーマンス評価は,有能なマネジャーを見つけ出し,運用成果をモニターする上で最重要な手掛かりを提供するが,今のところ優れたパフォーマンスがマネジャーの能力によるのか,運なのかを判別することは難しい.

パフォーマンス評価の結果が設定するベンチマークやモデルの選択に依存するため,マネジャーの能力把握には限界があるからである.

一方でファンドの保有銘柄情報を基にした分析から,マネジャーの運用能力や有能なマネジャー固有の特性を示す証拠はマネジャーの能力を把握するための有益な手掛かりを提供していると考えられる.

しかし保有銘柄情報は取得が難しく,実証分析や実務に適したものとはいえない.

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【まとめ】


多少数式とかはでてくるものの、

初心者の方でも何となくの概要や言っていることは伝わるんじゃないかなと思います。

よくわからなかった方や読む時間のない方でも、

この結論部分の1行、

今のところ優れたパフォーマンスがマネジャーの能力によるのか、運なのかを判別することは難しい.

ということさえ、しっかりと覚えておけば、変な投資商品に騙されることはなくなると思います。

話が少しそれましたが、能力か運か。スキルか環境か。

ここら辺の研究がより進んでくれればアクティブ投資の方向性もよりおもしろいものになるのかなと思います。

今回紹介した研究に限った話ではありませんが、

口で言ってしまえばほんの2~3秒で終わる言葉の裏には、

先人達のものすごい努力や研究の成果が詰められていることがよくあります。

例えば、「インデックスファンドが良い」とかですね。

言葉にするとほんの一言ですが、

その背後にはいろいろな理論や研究や過去の努力が隠れています。

そういうことを考えると、

素人とはいえ、迂闊に間違った言葉や理論展開をしないよう注意しようと

身が引き締まる今日この頃です。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【論文紹介】アクティブ投資のα。投資家のスキルか運か?【ネタ回】

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